東京都に対し鳥獣保護区の新たな設置を提案しました。

先月23日、日本野鳥の会東京支部は「東京都第10次鳥獣保護事業計画素案」に対して、以下のとおり新たな鳥獣保護区の指定を提案しました。

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                                                                                         平成19年8月23日

東京都環境局自然環境部計画課 御中

                                                                                日本野鳥の会東京支部  
                                                                                       支部長 西村眞一 
                                                          新宿区新宿5-18-16 新宿伊藤ビル3階 
                                                      TEL:03-5273-5141 FAX:03-5273-5142

                東京都第10次鳥獣保護事業計画素案への意見

日頃の鳥獣保護行政のご尽力に対し敬意を表します。
ご依頼の意見総会につき、別紙のとおり意見書をお送りいたしますので、よろしくお取り計らい下さい。 
                                                         敬具

〔ページ〕1~4
〔事項〕市街の周辺における鳥獣保護区の指定(2ページ6)
〔内容〕江東区若洲(第15号地埋立地)内ポンプ池の鳥獣保護区への指定について。
〔意見〕東京都江東区若洲第15号地埋立地内ポンプ池には冬季に多数の冬鳥の飛来があり、水鳥の生息地として重要と思われる為、鳥獣保護区への指定を希望します。

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カワウの狩猟鳥化に反対!…環境省へ意見を提出しました。

3月22日から4月20日までの間、環境省は「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則の一部改正(案)」についての意見(パブリックコメント)を募集しました。これに対し、日本野鳥の会東京支部は

  1. カワウを狩猟鳥とすることには反対する
  2. ウズラを捕獲禁止とすることには賛成する

という意見を、下記のとおり提出しました。

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〔件名〕鳥獣法施行規則改正案に関する意見
〔宛先〕環境省自然環境局野生生物課
〔氏名〕日本野鳥の会東京支部 (支部長 西村眞一)
〔住所〕160-0022 東京都新宿区新宿5-18-16 新宿伊藤ビル3階
〔電話番号〕03-5273-5141 〔FAX番号〕03-5273-5142

<意見1>

1.省令案のどの部分への意見か

1ページ 1.狩猟鳥獣の見直し(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則(以下「規則」という。)第3条)
(改正内容)
近年、著しくその数が増加したことにより、農林水産業や生態系等の被害の発生要因となっているカワウについて、鳥獣の保護を図るための事業を行うための基本的な指針(平成19年1月24日告示)で示している次の狩猟鳥獣の選定の考え方に合致していることから、狩猟鳥獣に追加する。
  ・ 生息状況が拡大し、農林水産業に係る被害が相当程度認められること。
  ・ 狩猟での被害対策を目的とした捕獲等による個体数の抑制が期待できること。
  ・ 繁殖力があり捕獲等がその生息の状況に著しい影響を及ぼすおそれのないこと。

2.意見の要約

カワウの狩猟鳥化については反対する。

3.意見及び理由

・ ここで狩猟を導入してしまうと、狩猟者による捕獲分がコントロールできないため実験計画を遂行することが困難になり、捕殺の効果が検証できなくなるおそれがある。狩猟圧で被害をなくすのではなく、科学的な調査を予算をつけて実施し、個体数の管理を行うべきである。
・ 狩猟鳥にした場合、カワウと識別の難しいウミウやヒメウもハンターに撃たれ、減少してしまう可能性がある。猟期にカワウを撃てる内水面が限られているため、ウミガモ類など海水面での猟の時にウミウやヒメウもむやみに撃たれる恐れがある。

<意見2>

1.省令案のどの部分への意見か

2.対象狩猟鳥獣の禁止・制限の見直し(規則第10条第1項)
(1)ウズラの捕獲等の禁止
環境省が実施した自然環境保全基礎調査等により全国的に生息分布の減少が摘されているウズラについて、生息分布の減少の主な要因と考えられる生息環境の悪化に加え、狩猟の継続がウズラの生息状況に与える影響も否定できないことから、全国の区域において、5年間の捕獲等の禁止とする。

2.意見の要約

ウズラの捕獲禁止措置については賛成する。

3.意見及び理由

ウズラの減少については、自然環境保全基礎調査に加えて各都道府県のレッドリストの指定状況を見ても明らかである。早急に捕獲を禁止し、全国的な生息状況の継続的な調査を行い、個体数の回復策について検討すべきである。

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きょうは「干潟・湿地を守る日」

1997年4月14日、九州有明海の諫早湾が外海から閉ざされました。閉め切られたその海域の広さは干潟を含め約3,500ヘクタール。293枚の鉄板が海に突き刺すように落とされ、全長約7キロメートルの「潮受け堤防」はわずか45秒で完全に閉め切られてしまいました。(下記の航空写真は諫早湾。閉め切られているのがわかりますよね。)

「約3,500ヘクタール」というのはどのくらいの広さでしょう?…これは平方キロメートルに直すと「約35平方キロメートル」。「東京都杉並区」の広さに匹敵します。(杉並区の面積は34.02平方キロメートル。)

では「全長約7キロメートル」というのはどのくらいの長さでしょう?…これは新宿駅から以下の駅までの直線距離に匹敵します。

  • 秋葉原駅
  • 荻窪駅
  • 目黒駅
  • 板橋駅

閉め切りから10年が経ちましたが、諫早湾はいまだに外海から閉ざされたままです。潮の満ち干が途絶え海水が入らなくなった干潟は干し上げによる陸化が進み、また、調整池などの水域では淡水化や水の汚染も進んで、かつての豊かな自然は見る影もありません。国内でも最大級の渡り鳥の渡来地を、こんなふうに失ってしまったことは、日本にとって、またアジアにとって非常に悲しいことです。

この悲しさを忘れず、諫早を忘れず、全国の水辺環境の回復や保全を進めていくため、日本湿地ネットワーク(JAWAN)をはじめとする国内の自然保護団体は、4月14日を「干潟・湿地を守る日」と定め、全国的なキャンペーンを展開しています。日本野鳥の会東京支部もこの趣旨に賛同し、4~5月の水辺環境での観察会を「干潟・湿地を守る日イベント」として開催しています。ぜひお気軽にご参加ください。

(詳細は左の「カテゴリー」欄の「1..イベント開催情報」・「2..毎月やっているイベント」をご覧ください。)

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